6月もヴィパッサナー瞑想を継続して練習します。
トラタカ瞑想・ソーハム瞑想・感謝の瞑想・慈悲の瞑想etc.
これまで練習した瞑想で、「これを毎日練習したいなあ」というものがあれば、
ご自身のペースで練習してくださいね☆
そして今月は、ヴィッパサナー瞑想の4つの土台。
『身体に気づく』『感覚に気づく』『感情に気づく』『法に気づく』
の一つ一つを丁寧に練習する予定です。
皆さんの日常生活に生きるような瞑想の時間にしていきたいと思っています☆
ヴィパッサナー瞑想の4つの土台
ヴィパッサナー/マインドフルネスとは
ヴィパッサナー、マインドフルネスとは「気付き」という意味。
仏教用語だと「念」という言葉になるそうです。
ヴィパッサナー瞑想はその名の通り、気づきの瞑想。
「身体」「感覚」「心(マインド)」「法」の4つに意識を向けて、気づいていく瞑想法です。
身体に気づく①呼吸
身体に気づく、というのはそのまま、
当たり前のように毎日生きているこの身体に気づくということ。
触ってみると分かりやすいかもしれませんが、普段は当たり前すぎて体を感じる時間はなかなかないと思います。
ではその自分の体をどう感じるか??
ということで今月は少しづつ丁寧に、体を見ることを試しています✩.*˚
まずは呼吸から見ることを練習してみました。
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●いつも通り座り姿勢を整えて、座につきます
●自分の体の重心を感じて、リラックスしているけれど意識はクリアな状態を保ちます
●今の呼吸はどんな感じでしょうか? 早さは?深さは?強さはどうでしょうか?
●空気の温度や質感はどうでしょうか?
●体の動きはどうでしょうか?お腹の方が動いていたり、胸の方が動いていたり。肩の動きが大きかったり、体全体が動いていたり。
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この様子を静かに観察します。
これは私のイメージしやすいものなので、皆さん全員に当てはまるかは分かりませんが、
『呼吸に寄り添う』『呼吸と共にある』とイメージすると、呼吸を感じやすくなります。
私がよく例えるのが無印良品の人をダメにするクッション(笑)。
そしてワンコが横で寝息を立てて昼寝をしている感じ。
そのクッションやワンコが呼吸で、
何をする訳でもなく私も何をする訳でもなく、ただ横にいて一呼吸しているだけ。
自分の良いと思っている呼吸へ近づけようとしたり、操作したりせずに、
ただ呼吸と時間を過ごします。
そしてその状態にない時の自分(ほかのことを考えていたり、呼吸を操作していたり)に気づきます。
let in, let be, let go,
頭の中に何かほかのことが浮かんだ時もそうですが、
呼吸の時もこのイメージが役に立ったりします。
受け入れて、そのままにして、手放す
よかったらこんな方法で、呼吸に気づくという練習をしてみてください⭐︎
身体に気づく②「ここ」を意識する
次に「ここにいる」ということを感じてみます。
自分は今部屋のどこに座っているのか?そのことに意識を向けてみます。
自分の背中と、その向こうにある壁との距離を感じてみる。
その間の空気を感じてみる。
自分の体の前側と壁までの距離、その間の空気。
頭頂と天井までの距離、間の空気を感じてみます。
そして自分の体と床との接地面を感じてみるのも良いかもしれません。
または少し腕を振ってみたりして、
今体がここにある、ということを改めて確認してみるのも
「ここ」を感じやすいかもしれません。
自分の体は確かに今ここにある。
ということに気づいてみます。
身体に気づく③体の部位に気づく
体の一つ一つの部分にも気づいてみます。
細かく意識を向けるには、ボディスキャンを練習するのが一般的かな、と思います。
ただ細かく自分のからだを見るだけ。
そこにはどんな感覚があるか?
重たさ、軽さ。温かさ、冷たさ。硬さや柔らかさ…。
感覚まで意識しなくても、
意識を向ける場所に光を当てるようなイメージでもOK。
●更には意識を向けた部分の変化を感じます。
私たちの体は皮膚、筋肉、血液、内臓、骨まで新陳代謝を繰り返し常に変化をしています。
変わりそうもない骨も、7年で全て生まれ変わります。
その変化を感じてみる。
血液が流れるのを感じてみたり、筋肉の使われ方の変化を感じてみるのも意識しやすいかもしれません。
感情はもちろん、すべてのものが変化していることを感じてみる。ということもよかったら練習してみてください。
感覚&感情に気づく
この二つ、さらには「法に気づく」については、改めて投稿しようと思っています。
今月のヴィパッサナー瞑想では、こんなことをテーマに練習していました。
よかったらこれからも練習に役立ててください⭐︎